新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（８／４～８／６）

   【新華社北京８月７日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、８月４～６日のニュースをお届けします。

   １．中国人民解放軍と武装警察が豪雨被災地で救援活動

   中国の華北、黄淮地区は７月２９日から、台風５号「トクスリ」の影響による豪雨に見舞われ、河北省の多くの地区と北京市南西部で深刻な洪水と土砂災害が発生、重大な人的・物的被害が出ました。中国人民解放軍と武装警察は連日、被災地で洪水対策に当たり、行方不明者や閉じ込められた人の捜索・救出に全力を挙げています。

   ２．国産旅客機「Ｃ９１９」、２機体制で商業運航

   中国東方航空は４日、保有する国産大型旅客機「Ｃ９１９」２機を初めて同一航路に投入しました。両機は上海虹橋国際空港と成都天府国際空港を結ぶ航路を飛行。Ｃ９１９の商業運航は着実に規模を拡大しています。

   計画によると、２機のＣ９１９は上海虹橋－成都天府間を月、水、金、日曜に１日４便、その他の曜日は２便運航します。

   東方航空によると、Ｃ９１９は商業運航の開始以来、乗客から高い評価を受けています。

   ３．中国・ベトナム国際貨物列車、第１便がハノイに到着

   中国河北省石家荘市を始発とする中国・ベトナム間の国際貨物列車「燕趙号」の第１便が２日午前１０時半にベトナム・ハノイのイエンヴィエン駅に到着しました。これは、同輸送路線が順調に開通したことを示しています。

   ４．サウジ・サウディア航空、ジッダ－北京直航便を就航

   サウジアラビアのサウディア航空は４日、同国西部ジッダのキングアブドゥルアズィーズ国際空港から中国・北京大興国際空港への直航便を就航させました。同社の中国直航便は広州に次ぐ２都市目です。

   ５．エレンホト経由「中欧班列」、今年の運行本数１８００本超す

   中国内モンゴル自治区エレン（二連）税関はこのほど、中国・モンゴル国境で最大の陸上通関地であるエレンホト口岸（通関地）経由で出入境した中国・欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」について、今年１月１日から７月３０日までの運行本数が１８００本を超え、前年同期比２７・４％増加したと明らかにしました。

   ６．電波望遠鏡「中国天眼」、パルサー発見数８００個以上に

   中国のＦＡＳＴ運用・発展センターは７月２５日、貴州省にある５００メートル球面電波望遠鏡（ＦＡＳＴ）、通称「中国天眼」がこれまでに８００個余りのパルサーを発見したと明らかにしました。

   ＦＡＳＴは２０１６年９月２５日に完成し、２０年１月１１日に国の検収に合格して正式に稼働。現在、世界で最も大きく最も感度の高い単口径電波望遠鏡で、人類による宇宙観測の範囲を大きく広げています。

   ７．杭州動物園のマレーグマ、人間そっくりのしぐさで大人気

   中国浙江省の杭州動物園で飼育されているマレーグマ「安吉拉（アンジェラ）」がまるで人間のような動きをしているとして、ここ最近ネット上で大人気となっています。今年４歳の「安吉拉」と「大陸」の２頭のペアはともに健康に育っており、２頭を目当てに訪れる観光客も増えています。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。