電波望遠鏡「中国天眼」、電波帯域でブラックホールの「脈動」を初観測

電波望遠鏡「中国天眼」、電波帯域でブラックホールの「脈動」を初観測

新華社 | 2023-08-04 08:40:33

   7月26日、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡「中国天眼」。(パノラマ写真、小型無人機から、平塘=新華社記者/欧東衢)

   【新華社北京8月4日】中国の科学者が率いる国際協力チームはこのほど、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡(FAST)、通称「中国天眼」を用い、有名なマイクロクエーサー「GRS 1915+105」に対して時間精度の高い長期観測を行なったところ、この天体のブラックホールに約0・2秒周期の微弱な電波の「脈動」が存在することを発見した。

   電波帯域でブラックホールの「脈動」を観測したのは世界初で、ブラックホールの電波観測と理論研究の新たな構想につながることが期待されている。研究は、武漢大学天文学部と中国科学院国家天文台チームが主導して完成させ、関連成果は7月27日、国際的学術誌「ネイチャー」に掲載された。pagebreak

 7月26日、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡「中国天眼」。(小型無人機から、平塘=新華社記者/欧東衢)pagebreak

 7月26日、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡「中国天眼」。(小型無人機から、平塘=新華社記者/欧東衢)pagebreak

 7月26日、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡「中国天眼」。(パノラマ写真、小型無人機から、平塘=新華社記者/欧東衢)pagebreak

 7月26日、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡「中国天眼」。(小型無人機から、平塘=新華社記者/欧東衢)pagebreak

 7月25日、500メートル球面電波望遠鏡「中国天眼」のコントロール室でモニターを見つめる職員。(平塘=新華社記者/欧東衢)pagebreak

 7月25日、500メートル球面電波望遠鏡「中国天眼」のコントロール室で仕事中の職員。(平塘=新華社記者/欧東衢)pagebreak

 7月26日、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡「中国天眼」。(小型無人機から、平塘=新華社記者/欧東衢)pagebreak

 7月26日、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡「中国天眼」。(小型無人機から、平塘=新華社記者/欧東衢)

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