応県木塔。(4月22日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)
【新華社太原8月3日】中国山西省応県の仏宮寺境内に立つ応県木塔(仏宮寺釈迦塔)は、遼の清寧2(1056)の建立で千年近い歴史を持つ。高さは67・31メートルで初層の径は30・27メートル、総重量は約7400トン。鉄釘は1本も使われておらず、全てほぞ継ぎで組み立てられている。54種類の斗栱(ときょう、ますぐみ)が確認されており、国内でも稀に見る多さから「斗栱の博物館」と呼ばれる。中国で現存する最古かつ最大の純木造楼閣式建築であり、中国古代建築の至宝、世界の木造建築の手本といえる。1961年に第1次全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)に指定された。pagebreak
応県木塔(部分)。(4月22日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)pagebreak
応県木塔(部分)。(4月22日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)pagebreak
応県木塔(部分)。(4月22日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)pagebreak
応県木塔(部分)。(4月22日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)