広西チワン族自治区の欽州港に停泊する貨物船。(7月11日撮影、欽州=新華社配信)
【新華社南寧8月2日】中国税関総署が発表した2023年上半期(1~6月)の貿易額は前年同期比2・1%増の20兆1千億元(1元=約20円)となり、上半期ベースで初めて20兆元を超えた。
貿易の持続的な回復により各港湾のコンテナ輸出も大幅に増加しており、各主要港が発表した上半期の貨物取扱量からも各港湾企業の経営状況の改善が見て取れた。取扱量が過去最高を更新した港湾もあり、中国経済に新たな活力を添えている。
中国交通運輸部によると、全国の港湾の1~5月の貨物取扱量は7・9%増の合計67億4600万トン。国内向けは7・6%増、海外向けは8・5%増で、コンテナ取扱量は4・8%増の1億2200万TEU(20フィートコンテナ換算)に上った。
江蘇省連雲港の1~6月の貨物取扱量は11・7%増の1億4900万トン、コンテナ取扱量は15・4%増の284万3600TEUとなり、浙江省寧波舟山港も貨物取扱量が6・0%増の6億7900万トン、コンテナ取扱量が1・2%増の1768万TEUと貨物運輸量が安定的に増加した。
広西チワン族自治区北部湾港の貨物取扱量は7・6%増の1億4900万トン、コンテナ取扱量は14・0%増の360万7400TEUで、貨物取扱量は国内十大沿岸港湾の中で4位、コンテナ取扱量は2位となった。(記者/黄耀滕、田子駿)pagebreak
広西チワン族自治区の欽州港に停泊する貨物船。(7月11日撮影、欽州=新華社配信)pagebreak
広西チワン族自治区の欽州港で、西部陸海新ルートの鉄道・海上複合一貫輸送コンテナを管理する欽州港税関の職員。(7月1日撮影、欽州=新華社配信)pagebreak
広西チワン族自治区の欽州港で、コンテナを管理する欽州港税関の職員。(7月25日撮影、欽州=新華社配信)pagebreak
広西チワン族自治区の欽州港で、コンテナを管理する欽州港税関の職員。(7月25日撮影、欽州=新華社配信)