中国造船能力指数、4~6月は14・0%上昇

中国造船能力指数、4~6月は14・0%上昇

新華社 | 2023-08-01 14:38:14

   【新華社北京8月1日】中国船舶工業行業協会が7月30日発表した2023年第2四半期(4~6月)の中国造船生産能力利用モニタリング指数(CCI)は798で、10年ぶりに800に迫った。前年同期の700から14・0%第1四半期(1~3月)の772から3・4%上昇した。

   第2四半期の新造船受注量は第1四半期比48・2%、手持ち工事量は8・2%増加した。クラークソンズ新造船価格指数は引き続き上昇し、6ポイント高まった。国際海運市場は一時的な調整に入り、総合運賃指数が第1四半期比22・9%下がり、先行指標をやや低下させた。重点モニタリング対象の造船企業の手持ち工事量は十分で、生産能力の利用は比較的高い水準を維持している。第2四半期は原材料の値下がりが進み、人民元の対ドルレートがやや低下し、企業収益が改善を続け、主要業務売上高が第1四半期比19・4%増え、営業利益率が0・9ポイント上がり、一致指標の大幅な上昇をけん引した。世界の商船保有量は安定増加を維持し、第1四半期比0・1ポイント増加した。一致指標の上昇は先行指標の低下を埋め、CCIは上昇を維持した。

   国際海運市場は第3四半期(7~9月)に調整が続き、重点モニタリング対象の造船企業が依然としてフル稼働の状態になり、生産能力の利用が十分で、CCIが高水準での推移を保つとみられる。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。