7月29日、成都ユニバーシアード大会でボールをリターンするクイン・サカラさん。(成都=新華社配信)
【新華社成都8月1日】ザンビアのテニス選手、クイン・サカラ(23)さんはチームメイトのパトリシア・サザンビレさんとともに第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ夏季大会(成都ユニバ)に出場するため中国四川省成都市を訪れた。サカラさんにとっては、今回が初めての海外渡航となる。
気温の違いを除けば、2人は成都での滞在を満喫している。すぐに地元の激辛グルメを受入れ、周りの大会ボランティアらからいつも中国語の日常会話を教えてもらっている。サカラさんは「私たちは2人ともパンダが大好き。時々家族とも交流サイト(SNS)でパンダを共有している」と紹介した。
テニスはザンビアで人気のスポーツとなっている。2人も今回の大会を特に重視しており、4カ月間特訓に励んできた。しかし7月29日に行われた女子シングルス1回戦は一喜一憂する結果となった。サザンビレさんは長身を生かしてストレートで相手を破ったが、経験不足のサカラさんは1回戦で敗退となった。
サカラさんは「初めての国際大会で負けはしたが、いい経験になった。この経験を生かして、サザンビレとのダブルスでは初戦を突破したい」と語った。