
20日、第20回長春国際自動車博覧会(長春モーターショー)で中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)の展示ブースを見学する来場者。(長春=新華社記者/顔麟蘊)
【新華社長春7月27日】中国自動車工業の誕生の地として知られる吉林省長春市で、第20回長春国際自動車博覧会(長春モーターショー)が15日から10日間の日程で開かれた。中国という巨大な市場を背景に、モーターショーには国内外の多数の自動車メーカーが出展した。一方、地球の裏側にあたるアフリカでは、中国ブランドの自動車が現地の人々の所得向上や生活の改善を後押ししている。
中国の自動車産業はここ数年、長足の進歩を遂げ、海外進出を大きく進めている。長春モーターショーに設置された中国自動車大手の長城汽車の展示ブースでは販売員の呉偉(ご・い)さんが取材に応じ、「中国の自主ブランドは自動車技術の研究・開発を持続的に強め、発展し続けている」と述べ、海外市場では中国製自動車の需要が比較的旺盛で、多くの中国ブランドが海外で売れ行きを伸ばしていると明かした。

5日、山東省の煙台港で船積みを待つ輸出自動車。(小型無人機から、煙台=新華社配信/唐克)
南アフリカでは中国製自動車が消費者の人気を集め、販売台数は上昇の一途をたどっている。中国の自動車ブランドは2006年に初めて南アフリカ市場に進出した。その後、10以上のブランドが相次いで同国に進出し、いずれも好調な業績を収めている。中国の自動車ブランドの同国における販売台数は22年に3万5千台を超え、23年には4万台を超えると予想されている。
業界関係者は、中国勢の質や技術面の優位性が世界各地で顕在化しつつあり、自主ブランド車の輸出は力強い増加傾向を維持するとの見通しを示す。中国汽車工業協会(CAAM)のデータによると、中国の23年上半期(1~6月)の自動車輸出台数は前年同期比75・7%増の214万台で、今年は世界最大の自動車輸出国になると見込まれている。