元謀原人遺跡、第6次考古発掘調査始まる 雲南省

元謀原人遺跡、第6次考古発掘調査始まる 雲南省

新華社 | 2023-07-25 11:20:16

   21日、元謀原人遺跡で発掘作業を行うスタッフ。(昆明=新華社記者/王安浩維)

   【新華社昆明7月25日】中国雲南省楚雄イ族自治州で21日、元謀原人遺跡の第6次考古発掘調査が始まった。研究者80人余りが遺跡と周辺地域の学際・総合調査を行う。

  遺跡は同自治州元謀県大那烏村から約200メートル離れた山の斜面にある。1965年に中国地質科学院地質研究所の銭方(せん・ほう)氏らが約170万年前の古人類の歯の化石2本を発見して以降、数度の発掘調査が実施されている。

  2022年11月から今年6月に3段階に分けて実施された特別調査と探査では、旧石器時代の古生物化石埋蔵地点計40カ所を発見。石器標本約600点と動物化石約640点が出土した。

  2023年度の考古発掘調査は、遺跡南東部の郭家包梁子の四つのエリア、計200平方メートルで実施される。(記者/王安浩維、厳勇)pagebreak

   21日、元謀原人遺跡で発掘作業を行うスタッフ。(昆明=新華社記者/王安浩維)pagebreak

   21日、元謀原人遺跡で、採取した土壌サンプルを選別するスタッフ。(昆明=新華社記者/王安浩維)pagebreak

   21日、空から見た元謀原人遺跡の発掘エリア。(小型無人機から、昆明=新華社記者/王安浩維)

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