湖北省咸寧市崇陽県の農業・太陽光発電相互補完プロジェクト。(5月5日撮影、小型無人機から、咸寧=新華社配信/丁小波)
【新華社北京7月24日】中国国家能源(エネルギー)局は19日、2023年上半期(1~6月)に再生可能エネルギーの発展が好スタートを切り、発電設備容量・発電量とも増加したと発表した。6月末時点の総設備容量は前年同期比18・2%増の13億2200万キロワットと13億キロワットを超え、全体に占める割合は約48・8%に上った。内訳は水力発電が4億1800万キロワット、風力発電が3億9千万キロワット、太陽光発電が4億7100万キロワット、バイオマス発電が4300万キロワットだった。
1~6月に新設された再エネ発電設備容量は1億900万キロワットで、全国の新設設備容量の77・0%を占めた。うち、水力発電は536万キロワット、風力発電は2299万キロワット、太陽光発電は7842万キロワット、バイオマス発電は176万キロワット。再エネによる発電量は1兆3400億キロワット時に達し、水力発電が5166億キロワット時、風力発電が4628億キロワット時、太陽光発電が2663億キロワット時、バイオマス発電が984億キロワット時となった。
再エネは中国において、新設される発電設備容量の主力としての地位が確かとなり、エネルギー供給の確保、クリーン・低炭素への転換を促す役割も一段と顕著になっている。