23日、国派風華コスプレショーで披露された中国舞踊。(北京=新華社記者/李卓璠)
【新華社北京7月24日】中国(北京)アニメフェスティバルは一般開放最終日の23日、伝統文化を前面に押し出した「国派風華コスプレショー」が行われた。
ショーには漢服ファッションショーや中国舞踊ショーのほか、漢服伝統文化講座も設けられた。ファッションショーや舞踊ショーではモデルたちが漢、唐、明各王朝の代表的な衣装をまとい漢服の美しさを披露。文化講座では漢服愛好家団体「漢服北京」の責任者、蔡沢鴻(さい・たくこう)氏が、各王朝の漢服の特徴や古代漢服の職人技などの基礎知識を伝え、子どもたちに王朝時代のお辞儀の仕方を教えた。
漢服は漢民族の伝統衣装であり、30余りの無形文化遺産と保護対象とされる美術工芸を受け継ぐ。近年は人々の注目を集めることも多く、漢服を着て行う伝統儀式は現代の若者が優れた伝統文化を学ぶ主な手段となっている。(記者/李卓璠)pagebreak
23日、国派風華コスプレショーの漢服ファッションショーに出演したモデル。(北京=新華社記者/李卓璠)pagebreak
23日、国派風華コスプレショーで、客席に向かいお辞儀する漢服愛好家。(北京=新華社記者/李卓璠)pagebreak
23日、国派風華コスプレショーで披露された中国舞踊。(北京=新華社記者/李卓璠)pagebreak
23日、国派風華コスプレショーで、司会者の質問に答える子ども。(北京=新華社記者/李卓璠)