中国・北イングランド協力フォーラム開催

   【新華社リーズ７月２３日】中国と英国の企業代表がこのほど、英リーズで開かれた中国・北イングランド協力フォーラムに参加し、投資・貿易分野での新たな協力について話し合った。

   フォーラムは英中貿易協会（ＣＢＢＣ）と英国中国商会（ＣＣＣＵＫ）による共催。北イングランド地域の中国系企業と現地のビジネス・貿易界との交流を強め、両国間の投資・貿易・経済の協力と発展を一段と促すことを目的とする。

   中国の鄭沢光（てい・たくこう）駐英大使は、中国は現代化の道を歩む中で、ハイレベルな対外開放を一段と拡大し、グリーン（環境配慮）・低炭素化の実現に尽力しているとした上で、中国経済の長期的に上向き、強靭（きょうじん）性に優れ、潜在力が高いというファンダメンタルズ（基礎的条件）に変わりはなく、中国の発展は世界に新たな機会をもたらすと強調。両国経済はそれぞれ優位性を持ち、協力の余地は大きく、双方に利があると指摘、北イングランド地域とリーズの商工業界が対中協力を積極的に拡大し、互恵ウィンウィンを実現することに期待を寄せた。

   ＣＢＢＣのクレア・アーリ最高商務責任者（ＣＣＯ）は経済・貿易・投資が両国関係の基盤であるとし、英中が接触と協力を保つことはヨークシャーを含む英国の全地域にとって非常に重要との見方を示した。