中国企業が建設のルワンダ水力発電所、河川のせき止め完了

   １０日、ルワンダ北部州ガケンケ郡のニャバロンゴ川２号水力発電所建設現場で行われた河川のせき止め作業。（小型無人機から、キガリ＝新華社配信）

   【新華社キガリ７月１９日】中国インフラ建設大手の中国水利水電建設集団がアフリカ中部ルワンダで建設を請け負うニャバロンゴ川２号水力発電所で１０日、河川のせき止めが完了した。同発電所は主体工事が全面着工した。

　 発電所は北部州と南部州の境を流れるニャバロンゴ川の本流に位置し、建設工事にはダムや洪水放流システム、引水発電システム、送変電線などが含まれる。ダムの貯水量は８億３８０万立方メートルで、発電所の設備容量（発電能力）は４３・５メガワットを予定する。

　 建設関係者は、河川のせき止め成功は中国企業の高い契約履行力と社会的責任を示したと指摘。実際の行動により良好なブランドイメージを打ち立てたと述べた。

　 同発電所の建設は、ルワンダで中国政府が支援し、中国の金融機関が出資する最大のプロジェクトであり、２０１８年の中国・アフリカ協力フォーラム（ＦＯＣＡＣ）北京サミットで採択された「八大行動計画」の重点プロジェクトの一つに含まれている。（記者／吉莉、黄万晴）pagebreak

   １０日、ルワンダ北部州ガケンケ郡のニャバロンゴ川２号水力発電所建設現場で行われた河川のせき止め作業。（小型無人機から、キガリ＝新華社配信）pagebreak

   １０日、ルワンダ北部州ガケンケ郡のニャバロンゴ川２号水力発電所建設現場で行われた河川のせき止め作業。（キガリ＝新華社配信）