エネルギースマート運営システム発表　江蘇省常州市

   ２０２３世界新エネルギー博覧会の緊急時電源として用意された、国網常州供電の最新型エネルギー貯蔵車。（６月１９日撮影、常州＝新華社配信）

   【新華社南京７月１１日】「新エネルギーの都」と呼ばれる中国江蘇省常州市でこのほど、２０２３世界新エネルギー博覧会が開催され、中国送電大手、国家電網傘下の国網常州供電が構築した「常州市エネルギースマート運営プラットフォーム」が発表された。

　 同プラットフォームは、市全域における充電・バッテリー交換ネットワークの稼動状況をリアルタイムで直感的に表示するほか、市内の発電や新エネルギー開発、炭素排出、産業用電力使用などのデータを動的に収集する。

 　同社は、蒸気を貯留できる新型蒸気蓄熱エネルギーステーションや電力設備を自動点検するスマート巡回検査ロボットなど、新型電力システム建設における最新の成果も展示した。（記者／何磊静）