上海博物館で金石文拓本の特別展

上海博物館で金石文拓本の特別展

新華社 | 2023-07-11 08:53:53

   6日、上海博物館「与時偕行-金石伝拓技芸」展で展示された清末の金石学者、呉大澂(ご・だいちょう)の著書「愙斎集古録(かくさいしゅうころく)」の原器と墨拓の比較。同著は全2巻で、絵画と墨拓で構成される。(上海=新華社記者/任瓏)

   【新華社上海7月11日】中国上海市の上海博物館で6日、金石文拓本を紹介する特別展「与時偕行-金石伝拓技芸」が開幕した。文化財37点(組)を展示し、一部は貴重な拓本と同館収蔵品を比較展示する。青銅器海内三宝とされる「大盂鼎(だいうてい)」「大克鼎(だいこくてい)」「毛公鼎(もうこうてい)」は器物全体を拓本した「全形拓」、中国最大の古代青銅器「司母戊方鼎(しぼぼほうてい)」は1939年の出土後最初に取られた拓本をそれぞれ公開する。会期は10月8日まで。pagebreak

   6日、上海博物館で開幕した「与時偕行-金石伝拓技芸」展。(上海=新華社記者/任瓏)pagebreak

   6日、上海博物館「与時偕行-金石伝拓技芸」展で展示された司母戊方鼎拓本。(上海=新華社記者/任瓏)pagebreak

   6日、上海博物館「与時偕行-金石伝拓技芸」展で展示された「集王羲之(おう・ぎし)書三蔵聖教序」の拓本。(上海=新華社記者/任瓏)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。