国内外の芸術展、首都国際空港の西側に集結 北京市

国内外の芸術展、首都国際空港の西側に集結 北京市

新華社 | 2023-07-10 16:14:41

   国家対外文化貿易基地で開かれた若手アーティスト郭宇恒(かく・うこう)氏の個展「SKIRUAの未来楽園」で、作品を写真撮影する来場者。(6月27日撮影、北京=新華社記者/陳旭)

   【新華社北京7月10日】中国北京首都国際空港の西側にある国家対外文化貿易基地(北京)で現在、アジア初や中国初、ビエンナーレなど15の現代美術展が同時開催されている。今年開いた展覧会は30近くに上り、対外文化交流の伝播力と影響力を絶えず高めている。

  運営企業の北京文投国際の担当者によると、基地は進出企業と連携して「見る」をテーマにした真夏の芸術シーズンを8月31日まで開催しており、屋内美術展の多くを無料開放している。

  同基地博楽徳芸術中心(ブラン・アート・センター)3階のギャラリー「コンテンポラリー東京」では、先日まで日本の若手芸術家、川上喜朗氏の中国初個展「解らない沈黙」が開催されていた。

  基地の責任者によると、海外の著名芸術家の作品展だけでなく、「シルクロードの敦煌-デジタル敦煌展」「三星堆の夢に触れる-考古学発見デジタル展」など伝統文化関連の展覧会も開催しており、中国文化の国外発信を後押ししている。

  デジタル敦煌展を担当する唐麗(とう・れい)マネジャーは同展について、3Dスキャンや3Dプリントなどの技術を用いて50点(組)近くの文化財のデジタル化研究成果を細部まで余すところなく再現したと説明。莫高窟(ばっこうくつ)第3窟や第285窟などの著名壁画や象徴的塑像を含む莫高窟の芸術的至宝を首都空港近くで再現し、国内外の人々が間近に観賞できるようにしたと語った。(記者/陳旭)pagebreak

   国家対外文化貿易基地で、英国芸術家ジョン・アコムフラウ氏の個展「The Airport」を見る来場者。(6月27日撮影、北京=新華社記者/陳旭)pagebreak

   国家対外文化貿易基地で、中国現代芸術家、劉小東(りゅう・しょうとう)氏の作品「辺境」を見る来場者。(6月27日撮影、北京=新華社記者/陳旭)pagebreak

   国家対外文化貿易基地で開かれた中国若手アーティスト王悠(おう・ゆう)氏の個展「春之祭」。(6月27日撮影、北京=新華社記者/陳旭)

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