5日、パンチェンを迎える哲蚌寺の僧侶ら。(ラサ=新華社配信/覚果)
【新華社ラサ7月8日】中国人民政治協商会議(政協)全国委員会常務委員、中国仏教協会副会長、中国仏教協会西蔵分会会長のパンチェン・エルデニ・チュキジュブが4日午前、西藏自治区ラサ市の哲蚌(デプン)寺を訪れ、礼拝し、僧侶や信者の頭に触れて祝福を授けた。パンチェンが礼拝や経典の解釈、祝福のために同寺を訪問するのは今回が初めて。
哲蚌寺は1416年に建立された。チベット仏教のゲルク派六大僧院の中で最大の規模を持ち、1982年に全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)に指定された。
パンチェンは6月18日、チャムド(昌都)市での13日間の仏教行事と社会活動を終え、ラサに戻った。ラサでは仏教協会西蔵分会の職務に加え、一連の宗教的・社会的活動にも参加するという。(記者/辺巴次仁、春拉)
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5日、哲蚌寺の状況を聞くパンチェン。(ラサ=新華社配信/覚果)pagebreak
5日、哲蚌寺で説法を行うパンチェン。(ラサ=新華社配信/覚果)