6月30日、「中国標準」地下鉄車両A型の外観。(長春=新華社配信)
【新華社長春7月5日】中国鉄道車両大手、中国中車(CRRC)傘下の中車長春軌道客車(吉林省長春市)は6月29日、広東省の広州地下鉄集団と共同開発した「中国標準」地下鉄車両A型が試験と検証を終えたと発表した。国家標準規格を全面採用した最初の車両で、独自開発した部品を応用している。速度は時速80キロで、広州地下鉄2号線に導入される。
車体やボギー台車など中核システムに国家標準規格を採用し、重要部品の国産化、部品の汎用化、車両全体の標準化、製品のシリーズ化を実現した。
「中国標準」地下鉄車両の開発は、重要部品の輸入依存や統一された製品・技術プラットフォームの欠如など、中国都市軌道交通の発展を制約するボトルネック問題の解決に寄与する。(記者/馬暁成)pagebreak
6月30日、「中国標準」地下鉄車両A型の外観。(長春=新華社配信)pagebreak
6月30日、「中国標準」地下鉄車両A型の車内。(長春=新華社配信)pagebreak
6月30日、「中国標準」地下鉄車両A型の車内。(長春=新華社配信)