23日、「村超」の試合会場。(小型無人機から、榕江=新華社記者/楊文斌)
【新華社貴陽6月28日】中国貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州榕江県では毎週末夕方になると、「村超」と呼ばれる「榕江(三宝トン寨)和美郷村サッカー・スーパーリーグ」の試合が行われ、会場は観衆で埋め尽くされる。
各チームの選手関係者や応援団、全国各地から集まった観客らは思い思いの服装でフィールドを囲み、歓声を上げ、多彩な民俗文化を披露する。サッカー場周辺でご当地グルメの屋台が並び、中心市街地全体が「村超」一色の週末を迎える。
「村超」は、村の住民が中心となって考案し、参加選手もメインは村民。先月13日の開幕以来、地域に根ざした運営スタイルや多彩な民族文化、熱気に満ちた会場の様子などで、瞬く間にネット上でブームになった。pagebreak
23日、親善試合で競り合う青海省ゴロク・チベット族自治州のサッカーチーム選手(前左)と貴州省榕江県のサッカーチーム選手。(榕江=新華社記者/楊文斌)pagebreak
23日、「村超」の試合を観戦する人々。(榕江=新華社記者/楊文斌)pagebreak
23日、「村超」の試合を観戦する女の子。(榕江=新華社記者/楊文斌)pagebreak
23日、農村サッカーリーグ「村超」の試合会場。(小型無人機から、榕江=新華社記者/楊文斌)