23日、ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国トレビニエで行われたダバール水力発電所プロジェクトの起工式。(トレビニエ=新華社記者/張修智)
【新華社トレビニエ6月27日】ボスニア・ヘルツェゴビナを構成するスルプスカ共和国トレビニエで23日、ダバール水力発電所プロジェクトの起工式が行われた。中東欧地域で最大規模の水力発電所となり、建設は中国の発電所建設大手、中国能源建設集団傘下の中国能建葛洲壩(かつしゅうは)集団が請け負う。
ダバール水力発電所の設備容量は159・15メガワット、総投資額は2億4400万ユーロ(1ユーロ=約156円)、工期は48カ月を予定している。
起工式には同共和国のラドバン・ビシュコビッチ首相と中国の季平(き・へい)駐ボスニア・ヘルツェゴビナ大使のほか、現地の経済界、華僑華人、中国企業の代表者ら約600人が出席した。