吉利汽車の海外広報責任者「中国のNEV市場競争は製品の品質を向上させる」

吉利汽車の海外広報責任者「中国のNEV市場競争は製品の品質を向上させる」

新華社 | 2023-06-20 10:03:46

   13日、浙江省杭州市にある浙江吉利控股集団の本部ビル。(杭州=新華社記者/胡暁格)

   【新華社杭州6月20日】中国自動車大手の浙江吉利控股集団傘下のネット配車サービス「曹操出行」は16日、同社プラットフォームでのスマートカー「曹操60」の運用を正式に開始した。浙江省杭州市で9月に開催される第19回アジア競技大会期間中、曹操出行では約2千人のドライバーによるモビリティーサービスを提供する。また、同社の新型コンパクトセダン「星瑞(PREFACE)」、スウェーデン自動車大手のボルボ・カーズとの合弁高級車ブランド「領克(Lynk&Co)」、高級電気自動車(EV)「極氪(Zeekr)」など2千台以上が大会公用車として、代表団や組織委員会の毎日の通勤のためにサービスを提供し、大会のスマート化やグリーン(環境配慮型)運営をサポートする。

  吉利控股集団はこのほど、杭州アジア大会のオフィシャルパートナーとして、多くの海外メディアを本部に招き、新エネルギー車(NEV)の生産・販売状況について説明した。同社海外広報部ディレクターのアシュリー・ガレス・サトクリフ氏は記者から「中国のNEV市場における競争についてどう思うか」との質問を受け、競争は確かに激しいが、それはサービスと製品の品質を向上させる意欲にもつながっていると説明。また、中国は国内市場に加えて日本、米国、欧州などにも市場を有しており、市場は非常に多様で、欧州に比べて消費者により多くの選択肢や機会を提供できることが、自身が中国で働きたい理由だと述べた。

   吉利汽車控股のこのほどの発表によると、同社の5月の販売台数は前月比約6%増、前年同月比で約35%増の12万53台で、うちNEVの販売台数は前年同月比約38%増の2万7036台だった。(記者/胡暁格)pagebreak

   13日、浙江吉利控股集団の本部で、NEVの生産・販売状況について海外メディア記者の取材を受けるサトクリフ海外広報部ディレクター。(杭州=新華社記者/張濤)pagebreak

   13日、浙江吉利控股集団の本部で取材を受けるサトクリフ海外広報部ディレクター。(杭州=新華社記者/胡暁格)pagebreak

   13日、浙江省杭州市にある浙江吉利控股集団の本部で高級電気自動車(EV)クーペ「ZEEKR001」に試乗する来場者。(杭州=新華社記者/胡暁格)pagebreak

   13日、浙江省杭州市にある浙江吉利控股集団の本部に展示されている、吉利傘下EVメーカーのロータスが生産した電気SUV「Lotus Eletre」を見学する来場者。(杭州=新華社記者/胡暁格)pagebreak

   13日、浙江省杭州市にある浙江吉利控股集団の本部に展示されている、吉利傘下EVメーカーのロータスが生産した電気SUV「Lotus Eletre」を見学する来場者。(杭州=新華社記者/胡暁格)pagebreak

   13日、浙江省杭州市にある浙江吉利控股集団の本部に展示されている新型電動スポーツタイプ多目的車(SUV)「smart精霊#1」。(杭州=新華社記者/胡暁格)pagebreak

   13日、浙江省杭州市にある浙江吉利控股集団の本部に展示されている電動スポーツタイプ多目的車(SUV)「幾何(Geometry)E」。(杭州=新華社記者/胡暁格)

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