5日、四川大学とリオ・ティントの協力プロジェクト締結式。(成都=新華社配信)
【新華社成都6月19日】中国の四川大学(四川省成都市)はこのほど、英豪資源大手リオ・ティントと研究協定を締結した。二酸化炭素(CO2)を岩石と反応させて固定化する「CO2鉱物化」技術の研究開発や工業への応用などで連携する。
双方はCO2鉱物化技術のイノベーション研究を共同で行い、CO2の排出削減と固形廃棄物の抑制に力を入れる。CO2鉱物化技術はCCUS(CO2の回収・有効利用・貯留)の重要技術の一つであり、CO2の資源化を通じて経済利益を生み出し、大規模工業化の可能性も高める。