スイカズラ科スイカズラ属の丁香葉忍冬。(資料写真、北京=新華社配信)
【新華社北京6月18日】中国北京市がこのほど、市内の野生植物保護を目的とした合同調査を実施したところ、国内最大規模となる丁香葉忍冬(Lonicera oblata K.S.Hao ex P.S.Hsu & H.J.Wang)の群落を発見した。同市の園林緑化局が7日に明らかにした。現場での大まかな統計によると、数は100株以上あり、最も高い株は1メートルを超えていた。
丁香葉忍冬は国家2級重点保護野生植物で、スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。5~6月に花を咲かせ、7月に赤い円形の実をつける。成長の良い株は高さ2メートルにも達する。中国では主に北京市や河北省に分布し、今回の群落は北京市門頭溝区清水鎮の山の尾根にある崖の上で見つかった。(記者/趙旭)pagebreak
スイカズラ科スイカズラ属の丁香葉忍冬。(資料写真北京=新華社配信)