今年初の「高温オレンジ警報」発令 北京市

今年初の「高温オレンジ警報」発令 北京市

新華社 | 2023-06-17 10:35:35

16日、高圧活線作業を行う国網北京電力平谷供電の作業スタッフ。(北京=新華社配信/張強)

   【新華社北京6月17日】中国北京市気象台は16日午前9時(日本時間同10時)、高温警報を3段階のうち上から2番目に危険度が高い「オレンジ」に引き上げた。北京市で「高温オレンジ警報」が発令されるのは今年初めてとなる。同気象台によると、暖気団の影響で17日まで高温が続く。16日は市内の最高気温が39度まで上昇した。

   住民への電力供給を確保するため、同市平谷区南独楽河鎮では16日午前8時、中国送電大手、国家電網傘下の国網北京電力のスタッフが高さ10メートル余りの作業車バケット上で送電線の点検を行った。

   同社コントロールセンターの趙瑞(ちょう・ずい)チーフエンジニアによると、4~6月は経済活動の活発化と気温上昇の影響で送電網の負荷が前年同期比で約30%増加したが、今のところ電力供給は安定水準を保っている。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。