磨憨駅に停車する中国ラオス鉄道の国際旅客列車。(5月13日撮影、昆明=新華社配信)
【新華社昆明6月15日】今月13日時点で、中国ラオス鉄道の国際旅客列車は運行開始から2カ月を迎え、中国側の磨憨(モーハン)出入境検査所はすでに39カ国・地域の旅客延べ2万5千人を出国・入国・通過させている。
磨憨出入境検査所の説明によれば、中国ラオス鉄道の国際旅客列車は4月13日に開通し、鉄道部門は国境をまたぐ動車組(動力分散式列車)を累計で122本運行した。この検査所は6大陸39カ国・地域の計2万5908人の出入国旅客を検査の上、通過させた。内訳は出国が1万1752人、入国が1万4156人。また、40の旅行団体をチェックした。現在、中国ラオス鉄道の国際旅客列車は毎日双方向で各1本が運行され、出入国する旅客の数は日ごとに上昇する勢いをみせている。
磨憨検査所は高効率で円滑な通関を一段と確実なものにするため、入国する旅行団体の持続的な増加に合わせ、「『外国人入国カード』の早期発行+事前登録・検査+専用通路」という三つのサービス措置を講じ、これによって旅行団体の検査現場での待ち時間が50%以上短縮された。同時に、勤務現場に旅客分散・誘導通路を増設し、グループ別分散方式を採り、旅客の検査待ち時間を短縮した。