CO2ゼロ倉庫の屋上で太陽光発電システムを点検する作業員。(5月24日撮影、淮安=新華社配信/梁徳斌)
【新華社南京6月8日】中国江蘇省淮安市の自動車・バイクパークにある電力設備倉庫は、送電大手・国家電網傘下の金湖県供電が市内で初めて建設した二酸化炭素(CO2)排出量が実質ゼロとなる「CO2ゼロ倉庫」で、敷地面積は2万平方メートルを超える。
屋上に設置されている分散型太陽光発電システムは、稼働から1年の発電量が9万キロワット時余りとなり、自家需要を満たした上で発電量の3分の1を電力網に供給。標準炭換算で30トン余りの石炭を節約した。
金湖県供電が倉庫の屋上に設置した分散型太陽光発電パネル150枚の総発電容量は6万8千キロワット。電力供給部門も管理事務所での省エネ機器の使用、スマートセキュリティーシステムの導入、資材運搬車両の電動化を通じ倉庫の低炭素運営を支えている。(記者/何磊静)pagebreak
CO2ゼロ倉庫の屋上に設置されている分散型太陽光発電パネル。(5月24日、小型無人機から、淮安=新華社配信/梁徳斌)pagebreak
上空からみたCO2ゼロ倉庫。(5月24日、小型無人機から、淮安=新華社配信/梁徳斌)pagebreak
電動フォークリフトで荷物を運ぶCO2ゼロ倉庫の作業員。(5月24日撮影、淮安=新華社配信/梁徳斌)