
4日、プリンス・スルタン大学孔子学院のプレートを除幕する中国の殷立軍駐サウジアラビア臨時代理大使(左)と同大学のアハマド学長。(リヤド=新華社記者/王海洲)
【新華社リヤド6月6日】サウジアラビアの首都リヤドで4日、同国のプリンス・スルタン大学と中国の深圳大学が共同で設立したプリンス・スルタン大学孔子学院のプレート除幕式が行われた。サウジで正式な孔子学院が運営されるのは初めて。
中国の殷立軍(いん・りつぐん)駐サウジアラビア臨時代理大使とプリンス・スルタン大学のアハマド学長が式典に出席し、プレートを除幕した。
殷氏はあいさつで、両国指導者のリードの下、中国とサウジアラビアの全面的戦略パートナーシップが急速な発展の勢いを保ち、各分野の協力も深化し続けていると指摘。サウジでは現在、四つの大学が中国語専攻を、八つの小中高校が中国語のカリキュラムを設けていると述べた。
1998年に設立されたプリンス・スルタン大学はサウジ初の私立の非営利大学。法学、コンピューター・情報科学技術、建築・デザイン、経営管理、理学、人文の6学院を有し、学生数は6500人を超えている。pagebreak

4日、プリンス・スルタン大学孔子学院のプレート除幕式であいさつする同大学のアハマド学長。(リヤド=新華社記者/王海洲)