河北省で明代の族譜を発見 584ページの記載

河北省で明代の族譜を発見 584ページの記載

新華社 | 2023-06-06 11:36:53

   5月29日、東双塔村で発見された「賈氏族譜」。(邯鄲=新華社記者/趙鴻宇)

  【新華社邯鄲6月6日】中国河北省邯鄲(かんたん)市鶏沢県の文化財保護部門は、同県双塔鎮東双塔村でこのほど、400年前の明代に編さんされた族譜を発見したと発表した。

  賈氏一族の系譜が記されており「賈氏族譜」と呼ばれる。最も早い記載は天啓3(1623)年で、ページ総数は584ページに上った。

  二つ折りした紙を糸でとじた線装本で、宣紙に書かれた文字も鮮明な状態を保っている。永楽2(1404)年以降の一族の系譜と著名人物などが詳しく記されており、脈絡も整い、記述も規範に沿っていた。

  鶏沢県政治協商会議・文史資料委員会の趙延平(ちょう・えんぺい)主任は賈氏族譜について、河北省南部地区の社会変遷と家族伝承の変化を研究する上で比較的重要な実物資料になると語った。(記者/趙鴻宇)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。