5日、ホンジュラス・テグシガルパで中国大使館のプレートを除幕する中国の于波臨時代理大使(左)とホンジュラスのレイナ外相。(テグシガルパ=新華社配信)
【新華社テグシガルパ6月6日】ホンジュラスの首都テグシガルパで5日午前、中国大使館の開館式が行われ、中国の于波(う・は)臨時代理大使とホンジュラスのレイナ外相がプレートを除幕した。
于氏は次のように述べた。「一つの中国」原則は国際社会の普遍的な共通認識、広く認められた国際関係の準則、国際的大義であり、大勢の赴くところ、人心の向かうところだ。ホンジュラスは広い戦略的視野と堅固な政治的意志で歴史的機会を捉え「一つの中国」原則を承認する重要な決断を下し、中国と国交を樹立した182番目の国となった。中国は高く称賛する。国交樹立から3カ月足らずで、双方は各分野の交流と協力を速やかに進め、関係発展を図る共通認識と力を結集し続けている。
レイナ氏は大使館開館に祝意を示し、次のように表明した。中国との国交樹立は独立自主の決定であり、ホンジュラスが多様な国際関係を発展させ、世界の主流に加わるのに役立つ。ホンジュラスは「一つの中国」原則を厳守する。両国間の貿易協力を共に推進することで、インフラ整備、貧困削減事業の発展、雇用機会の創出、国民福祉の充実、社会の繁栄促進を図りたい。
中国は3月26日、ホンジュラスと外交関係樹立に関する共同コミュニケに署名した。両国政府は、コミュニケ署名の日より大使級の外交関係を相互に承認し、樹立することを決定した。