中国製太陽電池モジュール、「中欧班列」でウズベキスタンへ

中国製太陽電池モジュール、「中欧班列」でウズベキスタンへ

新華社 | 2023-06-05 15:52:30

   5月31日、義烏西駅から出発したCMEC新エネルギー号。(義烏=新華社配信)

   【新華社北京6月5日】中国浙江省義烏市を発着、欧州に向かう国際定期貨物列車「中欧班列(義新欧)」で5月31日、中国エンジニアリング大手、中国機械設備工程(CMEC)の太陽電池モジュールを積載する「CMEC新エネルギー号」が義烏西駅からウズベキスタンへ出発した。中国鉄路上海局集団が明らかにした。

  この太陽電池モジュールは、ウズベキスタン・スルハンダリヤ州シェラバードに建設中の太陽光発電所に用いられる。CEMCはEPC(プラントの設計・調達・建設)請負業者として、太陽光発電所、昇圧ステーション、変電所および送電線を含む複数の施設や関連設備を建設する。同プロジェクトは完工後、ウズベキスタン、ひいては中央アジア地域で設備容量が最も大きな太陽光発電所となり、49万5千世帯に電力を供給し、年間で平均44万5千トンの二酸化炭素(CO2)排出を削減可能という。

  2023年は「一帯一路」構想の提唱から10年であると同時に、「義新欧」中欧班列も運行開始から10年を迎える。この10年、義烏と中央アジア諸国の貿易は拡大し続けた。義烏税関によると、今年1~4月の義烏から中央アジア諸国へのモノ輸出額は17億1千万元(1元=約20円)に上った。現時点で、義烏と中央アジア諸国を結ぶ「中欧班列」の累計運行本数は2088本、輸送量は17万TEU(20フィートコンテナ換算)超となった。

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