新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（６／２～６／４）

   【新華社北京６月５日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、６月２～４日のニュースをお届けします。

   １．中国の有人宇宙船「神舟１５号」、帰還モジュールが無事着陸

   中国の有人宇宙船「神舟１５号」の帰還モジュールは４日、内モンゴル自治区の東風着陸場に無事着陸し、費俊竜（ひ・しゅんりゅう）、鄧清明（とう・せいめい）、張陸（ちょう・りく）の３飛行士が帰還しました。３人の健康状態は良好で、同船の有人飛行任務は無事完了しました。

   ２．ＲＣＥＰ、全１５の加盟国で発効に

   地域的な包括的経済連携（ＲＣＥＰ）協定が２日、フィリピンで発効しました。これにより、同協定は全１５の加盟国で発効したことになりました。

   ３．ココシリの奥地に５Ｇ基地局が開通　中国青海省

   中国三江源国家公園管理局は１日、青海省可可西里（ココシリ）の奥地に位置する卓乃湖保護ステーションで５月３１日に第５世代移動通信システム（５Ｇ）の基地局が開通したと明らかにしました。国内で最大の面積を持ち標高が最も高い世界自然遺産の中心エリアが、５Ｇ網を通じて世界とつながりました。

   ４．中国の宅配便、今年の取扱量５００億件超す　１９年より１５５日早く

   中国国家郵政局が発表したモニタリングデータによると、今年の宅配便取扱量は５月３１日時点で５００億件を超えました。２０１９年より１５５日、２２年より２７日早い達成となりました。

   同局は今年の取扱量について、３９日間で１００億件、５カ月で５００億件を達成し、月平均の取扱量が１００億件規模で増加しているのは、中国経済の活力の縮図であるとしました。

   ５．洞庭湖、増水期に記録的低水位　中国湖南省

   中国で２番目に大きな淡水湖、洞庭湖の水位や流量のバロメーターとされる湖南省岳陽市にある城陵磯水文観測所の水位が５月３１日午前８時、２３・３３メートルを示しました。例年同時期の平均値より約３・６メートルも低く、観測を開始して以来、最低の水位となりました。

   昨年起きた干ばつの影響もあり、今年の増水期に入って既に２カ月以上がたち大雨が９回降ったにもかかわらず、同観測所の水位は依然として渇水水位線（２４・５メートル）を下回っています。

   ６．第２回国際アフリカアボカド会議、ケニアのナイロビで開催

   第２回国際アフリカアボカド会議がケニアの首都ナイロビで５月３１日から６月２日まで開かれました。世界各地から９２社が集まり、業界関係者１２００人余りが参加しました。

   ７．「天空の城ラピュタ」、中国本土で再上映

   中国本土で「国際子どもの日」に当たる１日、宮崎駿監督による名作アニメーション映画「天空の城ラピュタ」が３１年ぶりに再上映されました。同作品が描く独特な「スチームパンク」の世界と二次元の手描きの絵は、今も古さを感じさせません。

   ８．インド列車事故、死者３００人近くに

   インド東部オディシャ州で２日、旅客列車の脱線・衝突事故が起き、少なくとも２８８人が死亡、約９００人が負傷し、同国でここ数年最悪の列車事故となりました。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。