道教古刹・永楽宮の元代壁画 山西省運城市

道教古刹・永楽宮の元代壁画 山西省運城市

新華社 | 2023-05-31 09:31:25

   永楽宮の元代壁画(部分)。(3月6日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)

   【新華社太原5月31日】中国山西省運城市芮城(ぜいじょう)県の中心市街地から北に3キロ離れた竜泉村に、道教の古刹として知られる永楽宮(別名・大純陽万寿宮)がある。中国に現存する最古かつ最大の道教寺院で、13世紀初めから14世紀にかけて建立された。総面積1005平方メートルの元代壁画が残されており、豊富な題材で当時の世相を伝えている。絵画技術は極めて高く、年代が考証できるだけでなく、画師の姓名も残されており、かねてより「東洋の芸術画廊」の呼び名がある。

  主殿の三清殿の内壁には縦4・2メートル、横94・6メートル、計403平方メートルの壁画がある。中心となる「朝元図」は元の泰定3(1326)年に制作され、諸神が元始天尊(道教の最高神)に拝謁する様子を描いている。主像となる8体の天帝・帝妃を中心に、周囲に金童(小姓)や玉女(仙女)、星宿神、力士など286の神々を配している。pagebreak

   永楽宮の元代壁画(部分)。(3月6日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)pagebreak

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   永楽宮の元代壁画(部分)。(3月6日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)pagebreak

   永楽宮の元代壁画(部分)。(3月6日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)

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