【新華社パリ5月31日】国連教育科学文化機関(ユネスコ)執行委員会はこのほど、世界ジオパークネットワーク(GGN)への18カ所のジオパークの加盟を認定した。加盟総数は48カ国の195カ所となった。
世界ジオパークは2015年にユネスコの正式事業となり、地質学的に重要な世界の地質遺産の認定に用いられている。世界ジオパークの認定は、地質遺産の保護とピーアール、持続可能な開発を結び付け、地元コミュニティーに利益をもたらすことにもつながる。
今回はインドネシアから4カ所、ブラジルとイランからそれぞれ2カ所、ギリシャ、日本、マレーシア、ニュージーランド、ノルウェー、フィリピン、韓国、スペイン、タイ、英国からいずれも1カ所が認定された。ニュージーランドとフィリピンからは初の加盟となった。GGNの総面積は48万6千平方キロを超えている。
GGNでは中国も重要な役割を発揮し、世界ジオパーク保有数は41カ所でトップに立っている。