悟りの境地へ導く古刹「白瀑寺」　北京市

   ２２日、白瀑寺の雲雷閣。（北京＝新華社記者／張明然）

   【新華社北京５月２６日】中国北京市の北西郊外に、白瀑寺（はくばくじ）という寺院がある。知名度は高くないが、通常の仏教寺院とは一風異なる建築様式で知る人ぞ知る穴場観光地となっている。

　 創建は遼代で約９００年の歴史を持つ。白瀑の名は寺院が背にする山中の二つの滝にちなむ。何度も修繕を経てきたが、民国時代の兵乱で荒廃。２０００年以降に地元出身の僧侶、慧能（えのう）が本格的に再建した。

　 雲雷閣をはじめとする境内の建築と仏像は、非常に精巧な造りで見る者の心を揺さぶる。人々を悟りの境地へ導くかのように、従来の寺院とは一線を画している。pagebreak

   ２２日、白瀑寺雲雷閣を囲む池のコイ。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺雲雷閣の鐘の下に投げられた賽銭。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺境内で売られている雲雷閣をかたどったアイス。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺で馬頭観音像を祭る車神殿。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺正殿に通じる山道。「菩提路」の石碑が立つ。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺古仏洞の仏壇。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺古仏洞に並ぶ小さな仏像。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺の山門。「白瀑禅寺」の額が掲げられている。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺の木彫り菩薩像。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺の大雄宝殿（正殿）。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺の開祖円正（えんせい）の舎利塔。同寺では数少ない遼代の建築。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺境内に立つ「北京市文物保護単位」の標識石碑。後ろの壁には寺院再建の由来が刻まれている。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺五観堂の庭園。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺の五方文殊閣。５体の文殊菩薩像を祭る。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺の如意観音像。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺境内の茂みに隠れるように立つ石塔。（北京＝新華社記者／張明然）pagebreak

   ２２日、白瀑寺観音洞へ通じる山道。（北京＝新華社記者／張明然）