北京の茶文化イベントで人気再燃中の宋代の点茶技法を体験

北京の茶文化イベントで人気再燃中の宋代の点茶技法を体験

新華社 | 2023-05-26 09:41:00

   19日、宋代の点茶技法を披露する茶人の韓喆明氏。(北京=新華社記者/王君璐)

   【新華社北京5月26日】中国北京市でこのほど、第1回北京朝陽国際茶香文化祭が開催され、多くの経験豊かな茶人が市民や観光客に宋式点茶法などを披露した。訪れた人々は中国の伝統的な茶文化を堪能した。

  記者は、宋代の茶文化を研究する韓喆明(かん・てつめい)氏に宋代の点茶技法を見せてもらった。韓氏によると、実演した技法は「茶山水」とも呼ばれ、粉末の茶を用い、宋の徽宗(きそう)皇帝(趙佶、ちょう・きつ)が考案したと伝えられる「七湯点茶法」を採用している。粉末茶に湯を7回に分けて加えながら泡立て、分厚く立った泡を画用紙に見立てて、粉末茶に水を加えてペースト状にしたものを墨代わりにして絵を描く。宋代に流行したこの点茶技法はここ数年再び注目され、多くの若者の人気を集めている。pagebreak

   19日、イベント会場で展示された伝統的な中国の茶道具の数々。(北京=新華社記者/王君璐)pagebreak

   19日、イベント会場で展示されたハーブティー。(北京=新華社記者/王君璐)pagebreak

   19日、イベント会場で中国の伝統的な衣装を着てお茶を味わう参加者。(北京=新華社記者/王君璐)pagebreak

   19日、韓喆明氏が点茶技法で入れたお茶。(北京=新華社記者/王君璐)

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