22日、江蘇通用科技がカンボジアのシアヌークビル港経済特区で建設したタイヤ生産拠点の内部。(シアヌークビル=新華社配信/李莱)
【新華社シアヌークビル5月25日】中国の大手アパレルメーカー紅豆集団傘下のタイヤメーカー江蘇通用科技がカンボジアのシアヌークビル港経済特区に建設したタイヤ生産拠点が22日、正式稼働した。同社の海外生産拠点はこれで2カ所目となる。
稼働式典にはカンボジアのフン・セン首相や中国の王文天(おう・ぶんてん)駐カンボジア大使らが出席し、テープカットを行った。
江蘇通用科技の顧萃(こ・すい)董事長は、タイ工場の順調な運営からカンボジア拠点の正式稼働に至るまで、国際競争力を急速に高めてきたと述べた。
今回稼働した生産拠点は、シアヌークビル港経済特区の中で単一プロジェクトとして最大の投資規模を誇る。年間生産能力は乗用車用高性能タイヤ500万本、トラック・バス用タイヤ90万本で、1600人の雇用を創出し、現地の経済や自動車、ゴム部品産業チェーンの発展をいっそう促進する。pagebreak
22日、江蘇通用科技がカンボジアのシアヌークビル港経済特区で建設したタイヤ生産拠点の内部。(シアヌークビル=新華社配信/李莱)pagebreak
22日、江蘇通用科技がカンボジアのシアヌークビル港経済特区で建設したタイヤ生産拠点の内部。(シアヌークビル=新華社配信/李莱)