23日、北京で開かれた中国・中央アジア通信社フォーラム。(北京=新華社記者/陳曄華)
【新華社北京5月25日】「中国・中央アジア運命共同体の構築を促進するためのメディア協力の強化」をテーマとする中国・中央アジア通信社フォーラムが23日、北京で開催された。中国・中央アジアサミットの成果の一つとして、新華社が提唱・主催し、カザフスタン大統領府ラジオ・テレビコンプレックス、キルギス国営カバル通信、タジキスタン国営ホバル通信、トルクメニスタンのメディアトルクメン、ウズベキスタン国営通信社の責任者が出席した。
新華社の傅華(ふ・か)社長がフォーラムを主宰し、あいさつした。傅氏は、中国と中央アジア諸国の関係は新たな時代に入り、6カ国のメディア協力も新たなチャンスを迎えているとした上で、新華社は各社と共に時代の使命を担い、メディアの責任を果たし、コミュニケーションと融和を推し進め、開拓と革新に励み、世界の平和と発展の推進者、地域協力の物語の発信者、文明の交流と相互学習の促進者、メディア実務協力の実践者として、中国・中央アジア運命共同体の構築に新たなさらに大きな貢献を果たしていきたいと述べた。
出席した外国メディアの代表らは、中国・中央アジアサミットの成果を高く評価し、地域の平和と発展に対する中国の貢献を称賛。双方の互恵協力に寄与する世論環境づくりに向け、新華社を含む中国メディアとの交流・協力を強化していきたいと表明した。
フォーラムでは「中国・中央アジア通信社フォーラム北京コンセンサス」が採択された。文書は、中国と中央アジア5カ国が国交樹立以来30年以上にわたり、戦略的パートナーシップを相次いで確立し、さまざまな分野で協力を深め充実させ、新型国際関係のモデルを築いてきたと強調。中国と中央アジア5カ国のメディアは、これらの国々の物語を伝え、国民間の相互理解と信頼を高め、文明の交流と相互学習を促進し、中国・中央アジア運命共同体の構築推進などの面で独自の優位性を持ち、懸け橋の役割を発揮しているとした上で、中国・中央アジアサミットでの各国首脳のコンセンサスに基づく戦略的リーダーシップの下、協力をさらに強化し、協力のレベルを高め、協力の形態を充実させ、実務的かつ友好的な協力を推進し、新たな成果を継続的に獲得していきたいと表明した。
また、文書には、出席各社が世界メディアサミットや「一帯一路」国際シンクタンク協力委員会などの多国間メカニズムの枠組みの下で協力を強化し、それらのメカニズムの下でのさまざまな活動を積極的に支援・参加し、メカニズムの発展に共に貢献していくことが盛り込まれた。
23日、北京で開かれた中国・中央アジア通信社フォーラム。(北京=新華社記者/陳曄華)
23日、北京で開かれた中国・中央アジア通信社フォーラム。(北京=新華社記者/謝環馳)
23日、北京で開かれた中国・中央アジア通信社フォーラム。(北京=新華社記者/謝環馳)
23日、中国・中央アジア通信社フォーラムであいさつする新華社の傅華社長。(北京=新華社記者/謝環馳)
23日、中国・中央アジア通信社フォーラムであいさつする新華社の傅華社長。(北京=新華社記者/陳曄華)
23日、中国・中央アジア通信社フォーラムで発言するキルギス国営カバル通信のメデルベク・シェルメタリエフ社長。(北京=新華社記者/金良快)
23日、中国・中央アジア通信社フォーラムで発言するウズベキスタン国営通信社のアブドゥサイード・クチモフ社長。(北京=新華社記者/金良快)
23日、中国・中央アジア通信社フォーラムで発言するタジキスタン国営ホバル通信のサブヒディン・シャムシディンゾダ社長。(北京=新華社記者/金良快)
23日、中国・中央アジア通信社フォーラムで発言するトルクメニスタン・メディアトルクメンのベクドルド・アマンサリエフ社長。(北京=新華社記者/金良快)
23日、中国・中央アジア通信社フォーラムで発言するカザフスタン大統領府ラジオ・テレビコンプレックスのトレゲン・アビシェフ氏。(北京=新華社記者/陳曄華)