夏の電力消費ピークに備えインフラ強化 江蘇省南京市

夏の電力消費ピークに備えインフラ強化 江蘇省南京市

新華社 | 2023-05-25 09:31:47

   19日、ドローンを操作して送電線の巡回検査を行う国家電網南京市溧水区供電の職員。(南京=新華社配信)

   【新華社南京5月25日】中国江蘇省南京市溧水(りつすい)区ではここ数日、国家電網の運用保守担当者がドローン(小型無人機)による遠隔監視を行い、同区を通る110キロボルト送電線の導体交換プロジェクトに対する巡回検査と検収を実施している。

  国家電網南京供電の担当者、張科平(ちょう・かへい)氏によると、作業を終えた送電線は5月末までに運用を開始する。一部大手企業の生産用電力需要に効果的に対応し、夏の電力消費ピーク時に同市南部で電力供給の逼迫を緩和するという。

  同社発展建設部の責任者、陳徳栄(ちん・とくえい)氏は、市内では夏前に電力消費ピークに備えたプロジェクト14件が運用開始を予定しており、送電線115キロを新設、変電設備の容量も225万3千キロボルトアンペア増加すると語った。(記者/何磊静)pagebreak

   19日、南京市溧水区で送電線の巡回検査を行うドローン。(南京=新華社配信)pagebreak

   19日、南京市溧水区で送電線のメンテナンスをする国家電網南京供電の職員。(南京=新華社配信)pagebreak

   19日、配電ボックスを点検する国家電網南京供電の職員。(南京=新華社配信)pagebreak

   19日、南京に新設された変電所。(南京=新華社配信)

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