中国初の国産大型クルーズ船、年末に引き渡しへ　上海市

   クルーズ船「愛達・魔都」の外観。（資料写真、上海＝新華社配信）

   【新華社上海５月２３日】中国初の国産大型クルーズ船は１９日、上海市で船名発表イベントが行われた。「愛達・魔都（アドラ・マジックシティー）」と命名され、年末に引き渡される予定となっている。

　 同線は全長３２３・６メートル、総重量１３万５５００トンで、最大乗船客数は５２４６人。現在は試験運航と内装の仕上げ段階に入っている。引き渡し後は、上海を母港とし、周辺諸国を寄港地とする国際航路を開設するほか、将来的には「海のシルクロード」になぞらえた中長距離航路を開設し、中国と海外の文化交流を促進する。（記者／陳愛平）pagebreak

   クルーズ船「愛達・魔都」のデッキバー完成予想図。（資料写真、上海＝新華社配信）pagebreak

   ドックで沈下、浮上するクルーズ船「愛達・魔都」。（２０２２年１２月撮影、上海＝新華社配信）pagebreak

   クルーズ船「愛達・魔都」のイメージ図。（資料写真、上海＝新華社配信）pagebreak

   クルーズ船「愛達・魔都」のメインレストランのイメージ図。（資料写真、上海＝新華社配信）