蘇州市呉江区七都鎮の公園で稽古をする孫菁さん(右)と施錦芳さん。(4月18日撮影、蘇州=新華社記者/李博)
【新華社蘇州5月22日】中国の伝統演劇、昆曲が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に登録されてから、18日で22周年を迎えた。江蘇省蘇州市には昆曲を人形劇で上演する「昆曲木偶」がある。同市呉江区七都鎮に伝わる繰り人形劇「提線木偶」は、「昆曲木偶」の名で知られ、人と人形が同時に舞台に立ち、昆曲と操り人形劇を一体化した独特の演劇形式を持つ。
2004年、同市の演劇学校が昆曲クラスの生徒を募集し、当時中学生だった孫菁(そん・せい)さん、施錦芳(し・きんほう)さん、施暁明(し・ぎょうめい)さんが選考を経て合格した。学校では昆曲を学んでから、人形の操作技術を学んだ。09年に卒業した後、3人は七都鎮の文化施設に着任し、昆曲の伝承と上演に従事した。この18年間で3人が出演した昆曲木偶の上演回数は280回余り、延べ7万人以上が鑑賞した。
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蘇州市呉江区七都鎮の公園で稽古をする孫菁さん(右)と施錦芳さん。高さ約60センチ、重さ約4キロの人形を数十本の糸で操り、指と体で人形の動きと感情を表現する。(4月18日撮影、蘇州=新華社記者/李博)pagebreak
糸繰り人形を整理する施暁明さん(左)と施錦芳さん。(4月19日撮影、蘇州=新華社記者/楊磊)pagebreak
蘇州市呉江区七都鎮の公園で稽古をする孫菁さん(左)と施錦芳さん。(4月18日撮影、蘇州=新華社記者/李博)pagebreak
蘇州市呉江区七都鎮の公園で稽古をする孫菁さん(右)と施錦芳さん。高さ約60センチ、重さ4キロ近くの人形を数十本の糸で操り、指と体で人形の動きと感情を表現する。(4月18日撮影、蘇州=新華社記者/李博)pagebreak
17日、七都鎮江村文化ホールで「昆曲木偶」を上演する孫菁さん(右)と施錦芳さん(左)。(蘇州=新華社記者/楊磊)pagebreak
17日、七都鎮江村文化ホールで「昆曲木偶」を上演する孫菁さん(左)と施錦芳さん(右)。(蘇州=新華社記者/楊磊)pagebreak
稽古の後に記念撮影する孫菁さん(中央)、施暁明さん(右)、施錦芳さん。(4月19日撮影、蘇州=新華社記者/楊磊)pagebreak
17日、七都鎮の江村文化ホールで操り人形劇「昆曲木偶」を上演する孫菁(手前左)さんと施錦芳(手前右)さん。(蘇州=新華社記者/李博)pagebreak
17日、七都鎮の江村文化ホールで操り人形劇「昆曲木偶」を上演する孫菁さんと施錦芳さん。(蘇州=新華社記者/李博)