【新華社北京5月17日】中国国家統計局が16日発表した4月の一定規模(主要業務の年間売上高2千万、1元=約20円)以上の工業企業の増加値(付加価値額)は、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比5・6%増加した。
三大部門は採鉱業が横ばい、製造業が6・5%増、電力・熱・ガス・水生産供給業が4・8%増だった。
企業形態別では、国有持ち株企業が6・6%、株式企業が4・4%、外商投資企業(外資系企業)と中国香港・マカオ・台湾地区投資企業が11・8%、私営企業が1・6%それぞれ増加した。
業種別では、41業種のうち25業種が前年同月比で増加を維持した。製品別では、620品目のうち358品目で生産量が増加した。
工業企業製品販売率は97・4%で前年同月から0・7ポイント上昇した。輸出納品額は1兆1413億元で、前年同月比の名目伸び率は0・7%だった。