新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(5/16)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(5/16)

新華社 | 2023-05-17 14:22:46

   【新華社北京5月17日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、5月16日のニュースをお届けします。

   1.中国、農村での新エネ車普及を全力で支援

   中国の中央政府と地方政府は今年に入り、新エネルギー車(NEV)の「下郷」(農村部での普及)」に対する支援を強化しています。国家発展改革委員会の孟瑋(もう・い)報道官は4月、新エネ車の「下郷」推進に力を入れ、自動車メーカーが県・郷・村級行政区での使用により適したモデルを開発することを奨励する考えを明らかにしました。現在、陝西省や雲南省など複数の地域で2023年の新エネ車「下郷」キャンペーンが始動しています。

   2.中央アジア市場に販路を開く平郷県の自転車 河北省

   中国河北省邢台市平郷県はかねてより「子ども用車両の都」と呼ばれ、国家級貿易モデルチェンジ基地にも選ばれています。

   県内には自転車・子ども用車両(子ども用自転車、ベビーカー、歩行器、三輪車、電動乗用玩具)企業が2600社以上あり、産業従事者は約10万人、自転車と子ども用車両の年間生産量は計1億4500万台に上ります。中でも子ども用車両の生産台数が国内市場の5割、国際市場の4割を占め、国内24の省・直轄市・自治区で販売されるほか、カザフスタンやウズベキスタンなど中央アジア諸国にも輸出されています。

   3.「中国はエキサイティングな巨大市場」独ボッシュ会長

   ドイツの自動車部品大手ボッシュグループのシュテファン・ハルトゥング会長はこのほど、新華社の単独インタビューに応じ、「中国はエキサイティングな巨大市場で、世界の他の市場と深く融合し協働している」と見解を示しました。

   「市場の開放を断固支持していく」。中国で生産される自動車の約10%は海外に輸出されており、中国は同時に大量の部品を輸入しています。各国の市場が協力してウィンウィンを実現した好例であると同氏は語ります。

   4.長江の「生きた化石」ヨウスコウワニを調査 安徽省

   中国安徽省の揚子鰐(ヨウスコウワニ)国家級自然保護区管理局と安徽師範大学生命科学学院は8日、共同で2023年ヨウスコウワニ野生個体群資源調査を開始しました。21年と22年に続く総合調査で、第1段階(8~12日)と第2段階(13~15日)に分けて行われます。

   ヨウスコウワニは長江流域の象徴種で、2億年以上の歴史を持ち、「生きた化石」と呼ばれます。今回の調査では保護区とその周辺地域における個体群の数、分布、生息環境を確認し、ヨウスコウワニの野生資源の動態変化を把握して継続的アーカイブを構築、生物多様性保全の効果を評価することを目的としています。

   5.中国の看護師登録者数、22年末時点で520万人超

   中国国家衛生健康委員会はこのほど開かれた記者会見で、中国の看護師登録者数は22年末時点で520万人を超え、人口千人当たりの看護師数は3・7人、全国の医師と看護師の比率は1:1・18だったと明らかにしました。

   同委員会の胡強強(こ・きょうきょう)報道官兼宣伝司副司長は「中国の看護事業はここ数年、飛躍的に進歩し、人々に良質な医療サービスを提供すると同時に、診療体験も改善している」と紹介し、中国の看護師数は衛生分野の専門人員全体の半分以上を占めると明らかにしました。

 以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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