西安の大雁塔。(4月19日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)
【新華社西安5月16日】中国陝西省西安市は関中平原中部に位置し、北は黄土高原を望み、南は秦嶺山脈を背にする。都市として3100年余り、国都として1100年余りの歴史を持ち、13の王朝が栄枯盛衰を繰り返した。
西安の文化的シンボルの一つ、大雁塔は唐の永徽3(652)年の創建で、各時代の修復を経て、現在は明代の塔が残る。れんがを積んだ方形の塔基(土台)上に立つ磚塔(せんとう、れんが塔)は、平面が四角形の7層構造で高さは64メートル。現存する唐代の「四方楼閣式」磚塔の中で最も古く、かつ最大の規模を持つ。
インド仏教の建築様式の仏塔が、中国の中原地域(黄河中下流の平原地帯)に伝わり、中国化したことを示す典型例であり、仏教伝播史において重要な地位を持つ。2014年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。塔下の二つの碑文「大唐三蔵聖教序」「大唐三蔵聖教序記」は、大雁塔とシルクロードにおける仏教伝播の歴史を裏付けている。pagebreak
伝統衣装「漢服」を身にまとい大雁塔を散策する観光客。(4月18日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
満開の花と大雁塔。(4月1日撮影、西安=新華社配信/鄒競一)pagebreak
西安の大雁塔。(4月19日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
大雁塔北広場で音楽噴水ショーを楽しむ観光客。(4月18日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
大雁塔と周辺の夜景。(4月18日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
大雁塔北広場で開かれた音楽噴水ショー。(4月18日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
西安の大雁塔。(4月19日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
1日、ライトアップされた大雁塔。(西安=新華社配信/鄒競一)pagebreak
1日、大雁塔と周辺の景色。(西安=新華社配信/鄒競一)pagebreak
大雁塔北広場でくつろぐ人々。(4月18日撮影、西安=新華社配信/鄒競一)