【新華社北京5月9日】中国の新興自動車メーカー各社が5日までに発表した4月の納車台数は、理想汽車が前月比23・3%増の2億5700台と3月に続き2万台を超え、単月として再び過去最高を更新し、新興メーカートップの座を守った。
2位以下は電気自動車(EV)ブランド「哪吒汽車(Neta)」を展開する合衆新能源汽車(9・8%増の1万1080台)、EVブランド「零跑汽車(Leap Motor)」を展開する浙江零跑科技(41・0%増の8726台)、小鵬汽車(1・1%増の7079台)、蔚来集団(NIO、35・9%減の6658台)の順だった。
業界関係者は値下げの刺激効果が3月下旬から薄れ、第2四半期(4~6月)には値下げが主要な販促手段ではなくなるとし、4月18~27日に開催された上海国際モーターショーをきっかけに新車が出回って販売価格に変化が生じ、市場活力と最終需要が持ち直すとの見方を示した。