西安城壁の永寧門。(4月25日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)
【新華社西安5月9日】中国陝西省西安市は関中平原中部に位置し、北は黄土高原を望み、南は秦嶺山脈を背にする。都市として3100年余り、国都として1100年余りの歴史を持ち、13の王朝による幾多の変転浮沈を経てきた。
西安の文化的シンボルの一つ、西安城壁は隋唐時代に築かれ、明代に拡張された。全長は13・74キロで、護城河(堀)や吊橋、閘楼(こうろう)、箭楼(せんろう)、正楼、角楼、敵楼、女児牆(じょじしょう、城壁上の垣)、垛口(だこう、城壁上の凹凸形の壁)などの一連の防御施設からなる。城門は18カ所あり、うち4カ所が主門となる。
西安城壁はすでに軍事的使命を終え、今ではさまざまな形で都市の日常生活に溶け込んでいる。城壁の下の環城公園は市民の憩いの場であり、体を鍛える人々や楽しそうに遊ぶ子どもの姿が見られる。城壁は各種イベントが開かれる文化の地でもあり、西安の文化観光産業の代名詞として、多くの国際交流活動も行われてきた。pagebreak
西安城壁の東南城角。(4月19日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)
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西安城壁西側の護城河。(4月15日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
夕暮れ時の西安城壁。(4月1日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
西安城壁の西南城角。(4月15日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
満開の花と西安城壁。(4月1日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
西安城壁を見学する観光客。(4月30日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
西安城壁景勝区で行われたショー「夢長安-大唐迎賓盛礼」。(4月30日、小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)