砂漠を緑に、「治砂客」が植樹作業 内モンゴル自治区

砂漠を緑に、「治砂客」が植樹作業 内モンゴル自治区

新華社 | 2023-05-09 14:29:12

   4月27日、クブチ砂漠億利生態管理区にある治砂客のために用意された仮設住宅。(小型無人機から、オルドス=新華社記者/劉磊)

  【新華社オルドス5月9日】中国内モンゴル自治区オルドス市ハンギン旗のクブチ砂漠億利生態管理区では毎年3月から5月に植樹を行う。この時期になると、周辺の甘粛省や寧夏回族自治区などから、地元の人が「治砂客」と呼ぶ作業員が何百人もやって来て有償で植樹を行う。

  治砂客は通常2人一組で、穴開け、植え付け、運搬などを分担する。大砂漠の奥深くで、重さ10キロ以上ある穿孔機で1日に千カ所以上の穴を開けたり、束になった苗木を抱えて1日に十数キロ砂漠を歩いたりしなければならない。

   同砂漠は中国で7番目に大きな砂漠で、そばに黄河が流れている。長年の砂防・治砂事業により、クブチ砂漠から黄河に流れ込む土砂は八割減少し、植生被覆率は53%に達した。pagebreak

   4月27日、内モンゴル自治区のクブチ砂漠億利生態管理区で植樹する治砂客。(オルドス=新華社記者/劉磊)pagebreak

   4月27日、内モンゴル自治区のクブチ砂漠億利生態管理区で植樹する治砂客。(オルドス=新華社記者/劉磊)pagebreak

   4月27日、内モンゴル自治区のクブチ砂漠億利生態管理区で植樹する治砂客。(オルドス=新華社記者/劉磊)pagebreak

   4月27日、内モンゴル自治区のクブチ砂漠億利生態管理区で、次の植樹エリアへ歩いて移動する治砂客。(オルドス=新華社記者/劉磊)pagebreak

   4月27日、内モンゴル自治区のクブチ砂漠億利生態管理区で、次の植樹エリアへ歩いて移動する治砂客。(オルドス=新華社記者/劉磊)

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