4日、麻涌港に到着した南ア産飼料用トウモロコシを積んだ貨物船。(小型無人機から、東莞=新華社記者/劉大偉)
【新華社東莞5月6日】南アフリカからの飼料用トウモロコシ5万3千トンを積んだ貨物船が4日、中国広東省の麻涌港に到着した。中国が南ア産の飼料用トウモロコシを輸入するのは初めて。中国食糧大手の中糧集団(コフコ・グループ)によると、積み荷は厳しい検査検疫を経て、国内の飼料会社に速やかに供給される。
トウモロコシは南アの主要農産物で、生産額は農産物全体の約4割を占める。生産量、輸出量ともに世界上位の規模を誇る。
中糧集団は1月にブラジル産トウモロコシの輸入を開始。南ア産の輸入ルートも開拓したことで、トウモロコシのグローバルサプライチェーン(供給網)の安定に向けた取り組みがさらに進んだ。pagebreak
4日、麻涌港に到着した南ア産飼料用トウモロコシを積んだ貨物船。(小型無人機から、東莞=新華社記者/劉大偉)pagebreak
4日、麻涌港で行われた南ア産飼料用トウモロコシの初輸入を祝う式典。(東莞=新華社記者/劉大偉)pagebreak
4日、麻涌港で南ア産飼料用トウモロコシの荷降ろし作業を指揮する職員。(東莞=新華社記者/劉大偉)pagebreak
4日、麻涌港で南ア産飼料用トウモロコシを検疫する職員。(東莞=新華社記者/劉大偉)