ヒューストンで中米エネルギー企業がフォーラム 商機探る

ヒューストンで中米エネルギー企業がフォーラム 商機探る

新華社 | 2023-05-03 09:25:20

   4月30日、第9回中米エネルギー企業協力フォーラムであいさつするヒューストンのターナー市長。(ヒューストン=新華社配信/労承躍)

 【新華社ヒューストン5月2日】米ヒューストンで4月30日、第9回中米エネルギー企業協力フォーラムが開かれ、両国の企業50社余りが石油や石油化学、新エネルギーの発展などについてビジネス・技術交流を行い、商機を探った。

 フォーラムであいさつしたヒューストンのターナー市長は、中国企業の参加に歓迎を表明。各国のエネルギー企業が協力して理念を共有し、エネルギー転換と技術革新を進めることは世界にとっての互恵とウィンウィンになると述べた。

 中国石油・石油化工設備工業協会の鄒連陽(すう・れんよう)首席専門家は、協会には600余りのエネルギー企業が加盟し、米国のエネルギー業界と幅広く協力していると説明。今後もプラットフォームの構築を続け、中国企業がより大きな市場、より多くの商機を得られるよう手助けし、協力を通じてウィンウィン、マルチウィンの効果をもたらしていきたいと表明した。

 英石油大手シェルの中国法人シェルチャイナの前主席、張新勝(ちょう・しんしょう)氏は、新型コロナウイルスやウクライナ危機、地球温暖化などの厳しい試練により世界のエネルギー業界は激しく動揺し、大きな変化に直面していると指摘。エネルギー企業は国際協力を強化し、協力を通じてそれぞれの優位性を生かし、共に関心を寄せる問題を解決していく必要があると強調した。

 会場では米国の多くの華人企業家が米国の石油化学工業や太陽光エネルギー、エネルギー貯蔵などについて、市場や資金、技術、製品、倉庫物流などの状況を紹介。両国企業の発展・協力ニーズの橋渡しをした。pagebreak

 4月30日、第9回中米エネルギー企業協力フォーラムで発言するシェルチャイナの前主席、張新勝(ちょう・しんしょう)氏。(ヒューストン=新華社配信/労承躍)

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