「原神」に登場する「奥蔵山」。デザインのモデルとなったのは湖南省張家界市の風景区の石柱林。(資料写真、広州=新華社配信)
【新華社広州4月28日】中国ゲーム制作大手、上海米哈游網絡科技(miHoYo)が開発したオープンワールド型アクションRPG「原神」がここ数年、世界中で流行している。中国だけでなく、日本でも多くのプレイヤーに人気で、2022年にツイート数が最も多かったゲームにもなった。ストーリー、音楽、ゲームコンテンツ以外に、さまざまに変化する風景もユーザーに人気が高い。
ゲームに登場する美しい風景の多くは、中国の有名な観光地の風景をモデルにしている。メインストーリーの舞台、璃月に出てくる「絶雲の間」「天衡山の入り口」「慶雲頂」「奥蔵山」などのエリアは、湖南省張家界市の風景区の石柱林をモチーフにしており、「漉華の池」は四川省にある黄竜風景区の代表的な石灰池を原型とし、「荻花洲(てきかしゅう)」は広西チワン族自治区桂林市の山水と人文の融合を表現している。
2Dアニメの画風を使い、中国の各種自然景観と人文(人的・文化)要素を組み合わせていることから、プレーヤーはゲーム内で中国の美しい風景に没入できる。ゲームのシーンと実際の風景の対比は、中国の山紫水明をさまざまな方法で多くの人に伝えている。
「原神」の背景美術責任者は「璃月を通して『中国の美』を世界中のプレーヤーに伝えたい」と語り、ゲームの中の生命力あふれる生態環境がプレーヤーを山紫水明の探訪にいざなうことを期待した。(記者/鄧瑞璇)pagebreak
湖南省張家界市武陵源(ぶりょうげん)景勝区にある天子山の風景。(2022年11月10日撮影、張家界=新華社配信/呉勇兵)pagebreak
「原神」に登場する「華光の林」。デザインのモデルとなったのは湖南省張家界市の風景区の石柱林。(資料写真、広州=新華社配信)pagebreak
湖南省にある張家界国家森林公園の黄石寨を遊覧する観光客。(1月18日、小型無人機から、張家界=新華社配信/呉勇兵)pagebreak
「原神」に登場する「慶雲頂」。デザインのモデルとなったのは湖南省張家界市の風景区の石柱林。(資料写真、広州=新華社配信)pagebreak
湖南省にある張家界国家森林公園の十里画廊風景区で撮影した雲海。(3月26日、小型無人機から、張家界=新華社配信/呉勇兵)pagebreak
「原神」に登場する「漉華の池」。デザインの原型となったのは四川省にある黄竜風景区の石灰池。(資料写真、広州=新華社配信)pagebreak
四川省にある黄竜風景区の石灰池。(2018年10月19日、小型無人機から、成都=新華社記者/江宏景)pagebreak
「原神」に登場する「漉華の池」。デザインのモデルとなったのは四川省にある黄竜風景区の石灰池。(資料写真、広州=新華社配信)pagebreak
四川省にある黄竜風景区の争艶池(そうえんち)。(2018年10月19日、小型無人機から、成都=新華社記者/江宏景)pagebreak
「原神」に登場する「荻花洲」。広西チワン族自治区桂林市の山水と人文を融合した。(資料写真、広州=新華社配信)pagebreak
広西チワン族自治区桂林市陽朔県興坪鎮で撮影した漓江(りこう)の風景。(2020年5月19日、パノラマ写真、小型無人機から、桂林=新華社記者/周華)pagebreak
「原神」に登場する「瑶光の浜」の山頂。デザインのモデルとなったのは広西チワン族自治区桂林市の象鼻山。(資料写真、広州=新華社配信)pagebreak
広西チワン族自治区桂林市の象鼻山の景色。(2022年4月9日、小型無人機から、桂林=新華社記者/周華)