【新華社南京4月27日】全国のホテルや飲食店などが加盟する中国飯店協会がこのほど発表したリポートによると、2023年1月1日時点の全国チェーンホテルの客室数は553万室近くとなり、前年同期から81万室余り増加した。チェーン型経営の割合は着実に上昇し、特に中・高級ブランドは5年連続で2桁の伸びを保ち、中国経済の安定と雇用の創出に寄与している。
同協会の陳新華(ちん・しんか)会長は、今年に入って以降、新型コロナウイルス感染症の影響が薄れつつあり、生産や生活の秩序が回復するにつれ、外食や買い物、観光、宿泊といった接触型、集合型サービスの需要が急増し、全国の第1四半期(1~3月)の飲食収入は急伸したとし、モノやヒトの流れが増え、業界の信頼感が大きく高まったと指摘。その上で、宿泊・飲食業界は現在、モデルチェンジや高度化の重要な時期にあるとし、各関係者がチャンスをつかみ、新しい発想、新しいインスピレーション、新しい体験によって、業界の質と効率の向上によりいっそう機能していくべきであると助言した。