【新華社重慶4月26日】中国石油大手、中国石油化工集団(シノペック・グループ)傘下の江漢油田涪陵シェールガス田はこのほど、シェールオイル開発技術の持続的な向上に伴い、「復興ブロック」のシェールオイル生産が段階的な成果を上げ、累計生産量が2万トンを超えたと明らかにした。
復興ブロックは重慶市の梁平や豊都、涪陵などの五つの区・県にまたがり、四川盆地のジュラ系陸生層でシェールオイル・ガスが最も豊富に埋蔵される区域で、可採埋蔵量は1兆立方メートルを超えると推計されている。
涪陵シェールガス田は2012年12月に建設が始まり、14年3月に大型シェールガス田として中国で初めて商業開発に入った。天然ガスを四川省から東部沿岸エリアに送る「川気東送」パイプラインの重要な供給元の一つで、すでに長江経済ベルト沿線の70余りの都市にグリーン・クリーンエネルギーを供給している。